最近、加齢臭という言葉が、かなり一般化しましたね。
この言葉自体はまだ歴史は浅く、2000年に資生堂から中高年独特 のニオイの原因を発見し、それを「加齢臭」と命名したのが始まりなのです。
僕がまだ小学生だった頃、おそらく50を超えている「仁丹」というあだ名の先生がいました。
この先生、授業などで近寄ってくると、脂臭い嫌な匂いと仁丹の匂いが混ざってなんとも言えないニオイを発しているのが常だったんですよね。
今で言うと、フリスクとかミンティアみたいな感じに近い。
ちなみに、現在でも仁丹って売っているのですね。
最近だと壇蜜さんがCMしている梅仁丹が復活したのが記憶に新しいところです。
今思えば、この先生、自分の加齢臭(当時はこんな言葉なかったですが) に気付いていて、なんとか匂いを消すような対策として仁丹を愛用していたのですね。
当時は今のように対策品などもなく、数少ない方法でケアしていた先生の涙ぐましい努力をしていたんですね。
馬鹿にしたりしてごめんなさい。
今はその僕が悩みを抱えることになりました。
このニオイは通常の生活だけでは、どうすることも出来ないのです。
通常のシャンプーで、キレイに頭を洗っても時間が経つと、例のいや~な匂いが漂ってきます。
二度三度、体を入念に洗っても、時間が経つと同じです。
クリーニングしたスーツにも、すぐにニオイがついてしまいます。
どんどん、自分のニオイが気になってしまって、口臭は大丈夫か、足の匂いは大丈夫かとか、人に会ったり、話すときにも気になって仕方ない。
気になるときには、話をするのを避けたりするようにもなってしまいました。
しかし、原因が特定された今、ちゃんと対策をすれば、ほとんどの加齢臭は消えます。
僕が身をもって体験しているので大丈夫です!
前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。
では、敵に勝つためには、敵と己を知らなければダメですね。
対策をしっかりするためにも、ちゃんと原因を知っておきましょう!
加齢臭とは、中高年独特のニオイのことです。
青臭い、枯れ草、古い畳、ローソクのロウ、脂臭いといろいろ表現されますが、それだけ、なんとも言えない嫌なニオイなのです。
一般男性の場合、40代頃から始まり、50代以上がピークと言われています。
まさに僕自身もそうでした。。。
おっさん臭い、おやじ臭、完全に他人事でしたが、とうとう自分にもやってきたわけです ToT
加齢臭のニオイのもとはノネナールと呼ばれる体臭成分。
ノネナールとは、毛穴の奥の皮脂腺から分泌されるパルミトオレイン酸(脂肪酸) が酸化したり、表皮のバクテリアが発酵してできるニオイ成分のこと。
パルミトオレイン酸自体は臭わないのですが、 酸化することによって、臭いノネナールが発生し、加齢臭の出来上がり!というわけです。
男性の場合、40歳代からホルモンなどの影響により、2つの変化がおきます。
(1) 加齢臭の元の元、パルミトオレイン酸が40代から急増!
(2) 老化の原因ともいわれる活性酸素の抑制力が弱まり、パルミトオレイン酸の酸化が加速!
オーノー ToT
これらの理由により、40代から急激に加齢臭が発生するのです。
おさらい&まとめると、
パルミトオレイン酸(40歳から急増) → 酸化(活性酸素大活躍) → ノネナール発生!(加齢臭発生!)
ということなんですね。
加齢臭は、僕やあなたが不潔なわけではなく、仕方ないわけです。
そして、加齢臭は「パルミトオレイン酸の酸化を抑止」することができれば、解決できることがわかりました。
要はノネナールに変化させないようにすればOKなのです!
この対策はいろいろあるのですが、僕が様々な検証をした中で、一番効く方法を教えちゃいます!